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「星砂の話」ことばと絵のワークショップ


8/16(金)に、竹富島でことばと絵のワークショップ「夏のてーどぅんむに教室」を開催しました 。

ワークショップのテーマは、竹富島に伝わる民話「星砂の話」。

私が参加している「言語復興の港」チームで制作中の星砂の話の絵本を素材として、3つのプログラムを行いました。

当日は、絵本の制作にあたって物語の再話と文法調査に協力してくださった内盛スミさん(故人)がてーどぅんむに(竹富方言)で語る「星砂の話」のお話の音源を聞くところから始まって、絵本の読み聞かせを聞いたり、絵本のお話の世界をみんなで力を合わせて横幅4.5M×縦幅1.7Mの大きな絵にしたり、絵本のページのコピーを素材にしてミニ絵本の製本をしたりと、子ども、大人、合わせて総勢60名が参加して、とてもにぎやかで楽しいイベントとなりました!

いろんな世代の竹富島の方が集まって協力しながら、絵本「星砂の話」の世界を通して、読んだり、聞いたり、お話の絵を描いたりと、体をいっぱい使って、てーどぅんむにに親しんでくださった一日でした。

会場の様子をいきいきしと撮影してくださったのは、竹富島在住のフォトグラファーの水野暁子さんです。

「言語復興の港」チームからは、企画・講師として代表の山田真寛、中川奈津子、山本史が参加しました。

イベントをご一緒させていただきました隅田賢さん、水野暁子さん、PTA文化部の皆さま、 ご参加くださった竹富島の皆さま、しかいとぅ みーはいゆー!(どうもありがとうございました)

主催:PTA文化部(てーどぅんむに教室) 共催:国立国語研究所危機言語・方言プロジェクト,言語復興の港

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【ワークショップドキュメント】

内盛正盛公民館長によるてーどぅんむに(竹富島の方言)での絵本の読み聞かせと、続いて標準語訳を読んでくださる内盛ゆきさん。

自分だけの「星砂の話」ミニ絵本が作れる製本ワークショップ。上手にできるかな?

講師は言語復興の港代表の山田真寛さんと、同じくメンバーの中川奈津子さん。二人とも言語学者さんです。

島の中学生たちが、てーどぅんむに(竹富島の方言)で絵本の朗読にもトライ!

私は、「星砂の話の大きな絵を描く」 プログラムの講師を担当。まずはお話の世界をイメージしながらベースになる星の絵を大きく描いて…

子供達にバトンタッチ。身体をいっぱい使って、好きな色で、お話に登場する生き物や海や島、たくさんの星の子たちを描いてみよう!

絵の具でのびのびと。

基本子供達にお任せですが、たまーに大人も参加…

筆だけじゃなくて、手も足も絵を描く道具です!

踊るように描く!だんだん熱が入ってきました。

あっという間に画面がいっぱいになっていきます。

身体いっぱい使って楽しんで、いい笑顔!

指で水玉模様を描いたり、

色紙を切ったり貼ったり、コラージュにも挑戦!

中学生のお兄さんたちには、絵に描かれたモチーフの名前を島のことばで描いてもらいました。

星たちがいっぱい描かれたにぎやかな絵が、2時間足らずであっという間に完成!

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