top of page

絵本出版のクラウドファンディング挑戦中!


【 琉球諸語の絵本を出版するためのクラウドファンディングに挑戦中です!(2020/1/31まで) 】

私も参加している「言語復興の港」プロジェクトチームで、4冊の島ことばの昔話絵本を出版するためのクラウドファンディングに挑戦中です。

今なにもしなければ近い将来なくなってしまうと言われている「消滅危機言語」が日本には8つあり、そのうちの6つは奄美や沖縄など、琉球諸島で話されていることばです。

言語復興の港は「子供たちが大人になった時にも、島のことばが聞こえる世界を残す」ことを目標に活動しています。

ことばは本来、地域や家庭の中で自然に継承されるものですが、世代間の継承が断絶しつつあり、島ことばを使う機会が少なくなっています。このため、地域や家庭の中で、楽しみながら島ことばを使ったり学ぶための絵本を出版したいと思っています。

今回出版を目指しているのは、

『デイラブディ(与那国島)』 『星砂の話(竹富島)』 『カンナマルクールク(多良間島)』 『ましゅ いっしゅーぬ くれー(沖永良部島)』

の4冊です。

絵本は、各島に伝わる昔話をベースとし、島民の皆さん、言語学者チームと一緒に現地で取材を重ねて制作中で、全ての絵本に島ことば・日本語・英語の訳と、ことばの解説、朗読音声データが付きます。

私は、デザイナー/イラストレーターとして、4冊の絵本のブックデザインとイラストレーションを手がけています。

それぞれの島で話されている個性豊かで魅力的なことば、そのことばによって昔から伝えられている美しかったり、楽しかったり、時にはとても不条理で悲しい物語を、実際に島に行って、見て、感じた空気や風景まるごと絵本にしていきたいと思っています。

本プロジェクトでは、これまでにも別のテーマで絵本を制作し、ワークショップや島ことばの教室、学校や保育園などですでに活用してもらっていますが、私たちの想像を超えてさまざまな使い方をしてくださっていて、絵本というメディアの大きな可能性も同時に感じています。

地域や島の文化や歴史をつないでいくものの根っこであるとも言えることばを、大人も子供も楽しめていろんな使い方ができる絵本にしてお届けすることで、より多くの方に知っていただき、次の世代につなげていくお手伝いができれば幸いです。

クラウドファンディング は1,000円からの支援が可能で、支援の額によって出版予定の4冊の絵本のお届けや絵本の1シーンを使ったモバイル用の壁紙の配布、言語復興の港メンバーが開催するサイエンスカフェへのご招待など様々なリターンをご用意しています。

ご興味ある方がいらっしゃいましたらぜひ、ページを見に来てくださいね☺️

また、ご寄付をいただく以外にも、こんな活動があるんだなとページを見ていただいたり、SNSでの拡散、口コミなど、0円から出来るご支援も大歓迎です♪

どうぞよろしくお願いいたします。

↓CFページはこちら https://readyfor.jp/projects/minato

bottom of page