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[Picture Book Project for All]


先日、ハワイ大学で行われた言語学会ICLDC5で、[言語復興の港]プロジェクトで取り組んでいる多言語表記絵本の取り組みについて、言語学者の山田真寛さん、奄美諸島の沖永良部島のことば「ひょーむに」話者で郷土研究者の松村雪枝さん、私の3人で発表してきました。

現在制作中の複数の多言語表記絵本(沖永良部島、与那国島、竹富島、多良間島のことば+標準語/英語など)は、巻末に文法や発音についてのことば解説やCDをつけることで、島ことばを学べる教育コンテンツとして使えるのですが、その仕組みや制作過程について山田さんが楽しくプレゼン、松村さんはやわらかい島ことばで島のコミュニティメンバーとしての立場からご自分の活動を紹介してくださいました。

私は言語学者チーム+地域コミュニティメンバーに、デザイナーやイラストレーターが加わって絵本や教育コンテンツを制作するとこんないいことあるよ!というパートでお話しました。

学会…とはいえとてもリラックスした雰囲気なので、3人ともハワイの正装・アロハシャツで発表。オーディエンスの反応が良くて、プレゼン後にたくさんの方が興味を持って集まってきてくれたのがとてもうれしかったです。

ことばの持つパワー、ことば+視覚表現でできることについて、改めて気づいた旅となりました : )

'Port Language Revitalization' project team made a presentation in ICLDC5 at University of Hawaii!

Our project leader Masahiro Yamada(linguist) made a presentation about the method of our multilingual picturebook making project that involves collaboration among language community members, linguists, illustrators and designers.

Yukie Matsumura talked her activity and research of endangered language as a language community member.

For my part, I made a speech about why linguists, community members and deigners/illustrators collaborate together.

Luckily, our presentation went well and a lot of audience are interested in the project. It was a great opportunity to realize that the power of language and the possibility of language+Visual communication to me, MAHALO for all : )

----- Picture Book Project for All

[Presenter] 山田真寛 Masahiro Yamada 松村雪枝 Yukie Matsumura 山本史 Fumi Yamamoto

[Project Members] 横山(徳永)晶子 Akiko Yokoyama-Tokunaga 下地賀代子 Kayoko Shimoji 中川奈津子 Natsuko Nakagawa 浅川友里江 Yurie Asakawa

(敬称略、順不同)

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プレゼン時の写真撮影は田窪行則先生。どうもありがとうございました! Photo by Prof. Yukinori Takubo


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